高血圧
健診で「血圧が高め」と指摘された方、頭痛・めまいが気になる方へ。両国駅A5出口から徒歩2分・年360日診療の当院では、家庭血圧のご相談から降圧治療、合併症の予防まで、生活に合わせて無理なく続けられる高血圧の管理をサポートします。
症状・疾患の概要
高血圧とは、血液が血管を通る際に過剰な圧力がかかっている状態を指します。具体的には、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。高血圧は、自覚症状がほとんどないため「サイレントキラー」と呼ばれ、放置すると心臓病や脳卒中、腎臓病などのリスクが高まります。
症状について
高血圧は通常、自覚症状がほとんどありませんが、以下のような症状が見られることがあります。
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- 耳鳴り
- 視力の低下
これらの症状が頻繁に起こる場合や、血圧が非常に高い場合には、緊急の治療が必要なことがあります。
診断と検査について
高血圧は、定期的な血圧測定によって診断されます。診断の際には、家庭での血圧測定や医療機関での24時間血圧モニタリングが有効です。これにより、白衣高血圧(医療機関で血圧が上がる)や仮面高血圧(医療機関では正常だが家庭では高い)を正確に診断することができます。
また、高血圧が続くと、心臓や腎臓に負担がかかるため、以下のような追加の検査が行われることがあります。
- 血液検査:腎機能やコレステロール値を調べます。
- 心電図:心臓の状態を確認します。
治療法について
高血圧の治療は、ライフスタイルの改善と薬物療法の二本柱です。
ライフスタイルの改善
- 減塩:1日の塩分摂取量を6g未満に抑えることが推奨されます。
- 適度な運動:毎日のウォーキングや軽い運動が血圧のコントロールに有効です。
- 体重管理:肥満は高血圧の大きな要因となるため、適切な体重を維持することが大切です。
- 禁煙・節酒:喫煙や過度の飲酒は高血圧を悪化させるため、これらの生活習慣を見直すことが重要です。
薬物療法
ライフスタイルの改善だけでは血圧が下がらない場合、降圧薬の使用が必要となります。以下のような薬が処方されます。
- 利尿薬:体内の余分な水分を排出し、血圧を下げます。
- ACE阻害薬:血管を拡張させることで血圧を下げます。
- カルシウム拮抗薬:血管の緊張を緩和して血圧を下げます。
- β遮断薬:心拍数を抑えることで血圧をコントロールします。
治療の目標は、140/90mmHg未満、リスクが高い場合はさらに低く抑えることです。治療は患者様の状態に応じて個別に調整されます。
予防について
高血圧の予防には、日常生活の中で以下のようなポイントに注意することが重要です。
- 食事の改善:バランスの取れた食事を心がけ、塩分の摂取を減らしましょう。カリウムが豊富な果物や野菜の摂取も効果的です。
- 適度な運動:週に数回、30分程度の有酸素運動を行うことが推奨されています。
- 禁煙:タバコは血管を狭め、血圧を上昇させるため、禁煙が推奨されます。
- 定期的な血圧測定:自宅での血圧測定や、定期的な健康診断を通じて、自分の血圧を把握しておくことが重要です。
高血圧と頭痛・めまいの関係について
高血圧は基本的に自覚症状の乏しい状態ですが、「頭痛」や「めまい」をきっかけに血圧の高さに気づく方も少なくありません。一般的に、軽度から中等度の高血圧そのものが頭痛を直接引き起こすことは多くないと考えられています。一方で、血圧が著しく高い状態が続くと、後頭部を中心とした重い頭痛や拍動性の頭痛、ふらつくようなめまいを感じることがあります。こうした症状は血圧の変動と関係している場合があり、症状の有無だけで重症度を自己判断することはおすすめできません。
特に、急に強い頭痛が起こった、激しいめまいや吐き気を伴う、ろれつが回らない・手足の力が入らないといった症状がある場合は、緊急性の高い状態が隠れている可能性があります。これらは高血圧に伴う合併症のサインであることもあるため、速やかに医療機関を受診してください。日頃から頭痛やめまいを繰り返している方は、その背景に高血圧が関わっていないかを血圧の確認とあわせて見ていくことが大切です。
受診の目安について
高血圧は自覚症状が出にくいため、受診のきっかけを逃しやすい疾患です。健康診断で血圧が高めと指摘された、家庭での血圧測定で上の血圧が135mmHg以上または下が85mmHg以上の値が続く、市販の血圧計でたびたび高い数値が出る、といった場合は一度ご相談いただく目安となります。これまで指摘がなかった方でも、年齢を重ねるにつれて血圧は上がりやすくなるため、定期的なチェックが安心につながります。
すでに高血圧で治療中の方は、血圧が思うように下がらない、逆に下がりすぎてふらつく、服薬を中断してしまった、といった変化があるときに早めにご相談ください。放置せず、ご自身の状態に合わせて治療を続けていくことが、将来の心臓や脳、腎臓への負担を減らすことにつながります。
家庭血圧と白衣高血圧・仮面高血圧について
血圧は一日のなかでも、また測る場所や状況によっても変動します。そのため、診察室で測る血圧だけでなく、毎日同じ条件で測る「家庭血圧」が診断や治療方針の判断に重視されています。家庭血圧は、診察室では分かりにくい日常生活のなかの血圧の傾向をとらえられる点に大きな意義があり、治療の効果を確認するうえでも役立ちます。具体的な測り方や記録のコツは別途生活習慣病の解説でご案内します。
診察室では血圧が高く出るのに家庭では正常な状態を「白衣高血圧」、反対に診察室では正常でも家庭や職場では高くなる状態を「仮面高血圧」と呼びます。とくに仮面高血圧は見過ごされやすく、診察室の血圧だけでは正常と判断されてしまうため注意が必要です。家庭血圧の記録があると、こうした隠れた高血圧を見つけ、より適切な評価につなげることができます。
当院での降圧治療と継続管理について
当院では、お一人おひとりの血圧の値や生活背景をうかがいながら、生活習慣の見直しと必要に応じた薬による治療を組み合わせて、無理なく続けられる血圧管理を一緒に考えていきます。治療を始めた後も、家庭血圧の経過や体調の変化を確認しながら、状態に合わせて治療内容を調整していきます。血液検査(外部委託・後日結果)で腎機能やコレステロールなどをあわせて確認し、合併症の有無にも目を配りながら継続的にフォローします。
高血圧の治療は、短期間で終わるものではなく、長く付き合っていくものです。当院は両国駅A5出口から徒歩2分、JR両国駅東口から徒歩7分とお立ち寄りいただきやすい立地で、年360日診療・平日は19時30分まで、土日祝も診療しています。お仕事帰りや週末にも通いやすい環境で、途切れず治療を続けていただけるようサポートします。
よくある質問について
Q1. 高血圧の薬は一生飲み続ける必要がありますか?
A. 一度薬を始めると長期的な服用が必要になることが多いですが、ライフスタイル改善により減薬できる場合もあります。医師と相談しながら継続的に治療を進めることが大切です。
Q2. 血圧が高いけれど自覚症状がない場合、治療は必要ですか?
A. 自覚症状がなくても、高血圧は放置すると心臓や脳にダメージを与えるリスクが高くなるため、治療が必要です。
Q3. 自宅での血圧測定のタイミングはいつが良いですか?
A. 朝起きてトイレに行った後、食事をする前に測定するのが最適です。夕方もできるだけ同じ時間に測定すると良いでしょう。
Q4. 高血圧で頭痛やめまいが起こることはありますか?
A. 軽度の高血圧では症状が出にくいですが、血圧が著しく高い状態では頭痛やめまいを感じることがあります。急に強い頭痛が出た、激しいめまいやしびれを伴うといった場合は速やかに受診してください。症状の有無だけで自己判断せず、血圧の確認とあわせて見ていくことが大切です。
Q5. 健康診断で血圧が高めと言われました。すぐに受診したほうがよいですか?
A. 高めと指摘された場合は、早めに一度ご相談いただくことをおすすめします。家庭で測った血圧でも高い値が続くようであれば受診の目安になります。自覚症状がなくても、放置すると心臓や脳、腎臓への負担が積み重なるため、早い段階で状態を確認しておくと安心です。
Q6. 診察室では正常なのに、家で測ると血圧が高いことがあります。問題ないのでしょうか?
A. 診察室で正常でも家庭や職場で高くなる状態は「仮面高血圧」と呼ばれ、見過ごされやすいため注意が必要です。家庭での血圧の記録があると、こうした隠れた高血圧を見つけやすくなります。気になる場合は記録を持参のうえご相談ください。
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