外来を続けながら、在宅を始められます
在宅診療に関心はあるけれど、いきなり移るのは不安——そう感じる先生は少なくないと思います。病院とは設備も判断の仕方も違いますし、ひとりで訪問先に伺うことへの心配もあるはずです。
当院は外来と訪問診療の両方を持っています。外来に入りながら訪問にも同行し、慣れてから訪問の日数を増やしていく、という移り方ができます。どちらか一方を選ばなくて構いません。
勤務条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勤務時間 | 9:00〜17:00 |
| 日当 | 120,000円 |
| 勤務日 | 月〜土(日曜は訪問診療なし) |
| 1日の訪問件数 | 午前3〜5件/午後2〜3件 |
| 訪問先 | 居宅・施設 いずれも対応 |
| 対応エリア | 墨田区・江東区・台東区・中央区・荒川区・江戸川区・千代田区 |
| 勤務地 | すみだ両国まちなかクリニック(両国駅 徒歩2分) |
どんな患者さんを診るのか
当院は機能強化型在宅療養支援診療所(連携型)です。2024年12月に認定を受けました。がん・循環器疾患・精神疾患・難病の診療、緊急往診、在宅での看取りの実績が評価されたものです。
開院からの1年間で、285名の患者さんのご自宅に伺い、64名の方の最期に寄り添いました。
実際に扱っている症例は、当院のサイトで公開しています。
- がん・緩和ケア:オピオイドの調整、持続投与、神経障害性疼痛への補助鎮痛薬、悪性胸水の在宅ドレナージ、悪性腹水の排液計画
- 看取り・ACP:人生会議を踏まえた意思決定支援、多職種でのチーム対応
- 呼吸・循環:在宅酸素、COPD、心不全の在宅管理、誤嚥性肺炎の再発予防
- 栄養・嚥下:胃ろうの管理、口腔ケア、食形態の調整
- 神経難病:パーキンソン病、ALS
- 認知症・精神:せん妄への対応、精神疾患をお持ちの方の在宅管理
症例ごとの詳しい記録は「訪問診療について」に100本以上掲載しています。どんな症例を、どのように診ているかをご覧いただけます。
未経験から始める方へ
訪問診療の経験がなくても始められますか
始められます。まず同行から入っていただき、進め方に慣れてから単独の訪問に移る形をとっています。外来にも入りながら少しずつ日数を増やしていくことができます。
病院との一番の違いは何ですか
設備が限られた環境で、患者さんの生活の場で判断することです。検査をすぐに追加できない代わりに、ご本人とご家族の話を丁寧に聴き、ご自宅の状況を見ながら方針を決めていきます。病院では見えにくかったことが見えるようになります。
ひとりで抱え込むことになりませんか
なりません。訪問看護師・ケアマネジャー・リハビリスタッフと連携して患者さんを支える体制です。診療情報はICTで共有しており、関係する事業所といつでも確認できるようにしています。判断に迷う場面では、院内で相談していただけます。
緊急時はどうなりますか
緊急時は24時間365日対応できる体制を整えています。個人がすべてを引き受けるのではなく、クリニックとして受ける体制です。
検査はどこまでできますか
血液検査は外部委託で、結果は後日お伝えする運用です。必要に応じて連携する医療機関と協力しながら進めます。
在宅の専門性を身につけられますか
在宅診療は、内科・緩和ケア・精神・栄養と幅広く関わる領域です。当院では外来と訪問の両方を診るため、急性期から慢性期、そして看取りまでを一続きで経験できます。院内では月次の症例検討のほか、院内感染対策の研修会を年2回実施しています。多職種でのカンファレンスも行っています。
在宅医療専門医などの資格取得に必要な症例も、当院で積んでいただけます。
当院は機能強化型在宅療養支援診療所(連携型)の認定を受けており、開院1年目で285名の訪問診療、64名の在宅看取りに関わりました。がん・緩和ケア、神経難病(パーキンソン病・ALS)、認知症、褥瘡、栄養管理と、症例の幅もあります。
「在宅に移るとキャリアが止まるのでは」とご心配であれば、その点はご安心ください。
段階的に移れます
いきなり在宅専従になる必要はありません。
- 外来(平日夜)に入りながら、訪問に同行する
- 訪問の日数を少しずつ増やす
- 訪問を主体にする
このどこで止まっても構いませんし、途中で戻していただいても構いません。まずは1日、訪問に同行してみてください。