「まちなか」に込めたこと
「すみだ両国まちなかクリニック」の「まちなか」には、在宅医療を必要とされる方やそのご家族だけでなく、この街で暮らすすべての方の支えになりたいという意味を込めています。
在宅診療所として始めるのではなく、外来も持つ。小児も心の不調も診る。「この街の人が困ったときに、まず来る場所」であろうとした結果が、いまの形です。
年360日診療を続けている理由
当院は年360日診療しています。休診日は不定期です。訪問診療では24時間365日の体制をとっています。
理由は単純で、体調が悪くなる日を選べないからです。
夜に熱が出る。日曜に子どもが具合を悪くする。連休中に在宅の患者さんの状態が変わる。そのときに開いていなければ、「いつでも頼れる場所」とは言えません。
年360日というのは、クリニックが開いている日数です。個々のスタッフが年360日働くという意味ではありません。
診療時間は、必要に応じて広げてきました
開院から2年のあいだに、診療できる時間を何度か広げています。
- 2025年8月 土曜の午後・夜間診療を開始
- 2025年8月 月曜の午前診療を開始(9:00〜13:00)
- 2025年8月 日曜・祝日の発熱外来で、当日分のお薬を院内で無償提供する取り組みを開始
いずれも、患者さんからの要望を受けて始めたものです。まず1日だけ試して、必要とされていることを確認してから正式に開始しました。
日曜・祝日の院内処方は、「受診しても近隣の薬局が閉まっていて薬を受け取れない」という声から生まれた運用です。
診療時間は固定されたものではなく、医師の体制が整えば、また広げていきます。
大切にしていること
開院時に掲げた考え方は、いまも変わっていません。
患者様お一人おひとりの価値観を大切にし、心に寄り添う診療を。 そして、最後の瞬間まで主治医として寄り添える存在であり続けること。
在宅診療では、治すことよりも、残された時間をどう過ごすかを一緒に考える場面が多くあります。開院からの1年で64名の方を在宅で看取りました。
ご本人が何を望んでいるか、ご家族が何に不安を感じているか。それを聴くところから診療が始まると考えています。
これから
当院は開院3年目の、1拠点のクリニックです。
規模の大きな法人にできることは多くありますが、この街で必要とされることを一つずつ増やしてきた結果としての形が、いまの当院です。外来と訪問診療の両方を持ち、内科から小児科・心療内科・睡眠外来まで診るという形は、最初から設計したものではありません。
これからも同じやり方で広げていきます。そのためには、一緒に診てくれる医師とスタッフが必要です。
まだ出来上がっていない段階から関わっていただける方を探しています。