「ただの風邪」でも油断禁物! 発熱時に早めの受診が大切なワケ
「なんとなく熱っぽいけど、仕事もあるし市販薬で乗り切ればいいか」「発熱くらいで病院に行くのは気が引ける」。
こんなふうに感じる方は少なくないと思います。でも、「ただの風邪」だから大丈夫と放置していると、実は深刻な状態を見落としてしまうかもしれません。今回は、発熱時に早めの受診が大切な理由をわかりやすくお伝えします。
発熱は体からの重要なサイン
風邪による発熱は、体がウイルスや細菌と戦っているサインですが、同時に他の病気の初期症状である場合もあります。例えばインフルエンザ、肺炎、扁桃炎、さらにはコロナウイルス感染症など、多種多様な感染症が「ただの風邪かな」と思われがちな発熱で始まることがよくあります。
「軽い熱だから平気」と思っていたら、翌日には高熱で動けなくなったり、周囲にうつしてしまったりするケースは珍しくありません。
体力の消耗や周囲への影響にも注意
仕事や家事で忙しいときほど「寝ていられない」と無理をしがち。しかし、無理をして出勤すると、周囲への感染リスクを高める可能性があるうえ、自分自身の回復を遅らせることに…。発熱状態が続けば免疫力が下がり、さらに別の病気を引き起こすリスクもあります。
早めの受診がもたらすメリット
正確な診断が受けられる
自分では風邪だと思っていても、実際にはインフルエンザや他の感染症の場合も。きちんとした検査・診断を受けることで、最適な治療方法が選べます。
重症化を防ぎやすい
早めに対応すれば、体力を消耗する前に回復へと向かいやすいです。特に高齢者や持病のある方は要注意。
周囲への感染拡大を防げる
インフルエンザなどの可能性があれば、早期に把握して適切に対応することで、家族や職場への感染を防ぐことにつながります。
すみだ両国まちなかクリニックでのサポート
当院では、発熱外来をはじめ、感染症の検査・治療を総合的に行っています。
- 必要に応じてインフルエンザや他の感染症の迅速検査
- 症状に合った薬の処方や生活指導
- 高齢者や持病のある方には、合併症対策のフォローアップも実施
ちょっとした熱だからと油断せず、早めの受診で回復をスムーズにし、周囲への感染リスクを最小限にとどめませんか? 「咳が出てきた」「鼻水が止まらない」など、体の不調サインが出てきたら、お気軽にご相談ください。当院があなたの健康を、しっかりサポートいたします。