内科

肩こり・めまいも要注意? 自律神経の乱れが引き起こす体調不良

「なんとなく体が重く、肩こりやめまいがしょっちゅう起こる」「病院で検査しても異常が見つからないけれど、どうもスッキリしない」
こんな症状が続いている方は、自律神経の乱れを疑ってみませんか? 自律神経は、私たちが意識しなくても体温や血圧、内臓の動きなどをコントロールしてくれる“司令塔”のような存在。これがストレスや生活習慣の乱れでバランスを崩すと、全身にさまざまな不調を引き起こしやすくなるのです。

自律神経の乱れって何?

自律神経には、活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経があります。本来、この2つがシーソーのようにバランスを取っているのですが、ストレスや寝不足、仕事の忙しさなどで交感神経が優位になりっぱなしになると、体が休まる時間が不足し、肩こりやめまい、頭痛などの不調が続きがちになります。

  • 首や肩の筋肉がガチガチにこわばり、コリや痛みを感じる
  • 脳への血流が滞り、めまいやふらつきを起こす
  • 胃腸の動きが乱れて、食欲不振や下痢・便秘に悩まされることも

「検査しても異常なし」と言われても症状が続く場合は、自律神経失調症が絡んでいるかもしれません。

肩こり・めまいを軽減するポイント

定期的なストレッチや軽い運動

  • パソコン作業が多い人は1時間に1回程度、立ち上がって肩や首、背中をほぐす
  • ウォーキングやヨガなど、血流を促進する運動を取り入れる

リラクゼーション・深呼吸

  • お風呂や寝る前などに深呼吸を意識し、交感神経の興奮を鎮める
  • ストレスの強いときは軽い瞑想やアロマなどでリラックスを促す

寝不足や夜更かしを避ける

  • スマホの使用は就寝1時間前にはオフにする
  • 寝る前のアルコールを控えるとより深い眠りを得やすくなる

当院でできるサポート

すみだ両国まちなかクリニックでは、肩こりやめまいといった症状を含め、原因不明の体調不良に対して総合内科的な視点で診察を行っています。

  • 必要に応じて血液検査や血圧測定、心電図などで身体的な疾患を除外
  • ストレスや生活習慣のヒアリングを通じて、自律神経の乱れを推測
  • 生活指導や薬物療法(抗不安薬・睡眠薬など)を併用し、症状を和らげるサポートを実施

「肩こりやめまいは仕方ない」と放置すると、ストレスがさらに蓄積して悪循環に陥る可能性があります。もし長引く不調にお悩みなら、どうぞ無理をせず早めにご相談ください。体と心のバランスを整えることで、今まで見えなかった改善の道が開けるかもしれません。

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