Ambulatory Care

睡眠外来

ぐっすり眠れていますか?

「寝つきが悪い」「夜中に何度も起きてしまう」「日中の強い眠気に悩まされる」……このような状態が続いていると、仕事や家事、日常生活にも大きな支障が出てしまいます。
当院の睡眠外来では、以下のような睡眠障害や睡眠に関するお悩みに幅広く対応し、より良い睡眠を取り戻すためのサポートを行っています。

当院で対応可能な主な睡眠障害・お悩み

  • 不眠症 / ストレス性不眠 / 睡眠不足症候群
  • いびき / 睡眠時無呼吸症候群(CPAP治療可能)
  • うつ病・双極性障害 / 不安障害 / 更年期障害に伴う睡眠障害
  • 夜間頻尿による中途覚醒
  • シフトワーク睡眠障害 / 時差ぼけ / 概日リズム睡眠障害
  • レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群) / 周期性四肢運動障害
  • レム睡眠行動障害(RBD) / 睡眠時反復性頭痛 / 寝言(睡眠時発話症)

こんなお悩みありませんか?

  • 夜布団に入ってもなかなか寝付けず、朝起きると疲れが取れていない
    (不眠症 / ストレス性不眠 / 更年期障害による不眠)
  • 「いびきがひどい」「呼吸が止まっている」と指摘されたことがある
    (睡眠時無呼吸症候群 / いびき)
  • 昼間に激しい眠気に襲われ、仕事や家事に集中できない
    (睡眠不足症候群 / 不安障害に伴う睡眠障害 など)
  • うつ病や双極性障害を患っており、睡眠リズムが乱れてしまう
    (精神疾患に伴う睡眠障害)
  • 夜間頻尿で何度もトイレに行き、そのたびに目が覚める
    (夜間頻尿による中途覚醒)
  • シフト勤務や夜勤で昼夜が逆転し、リズムが整わない
    (シフトワーク睡眠障害)
  • 海外出張や旅行先で時差ぼけがひどく、なかなか元に戻らない
    (時差ぼけ / 概日リズム睡眠障害)
  • 寝ているときに足がむずむずして眠れない、寝言が多いと指摘される
    (レストレスレッグス症候群 / 寝言 / レム睡眠行動障害など)
  • 就寝中に頭痛が生じて、痛みで目が覚めることがある
    (睡眠時反復性頭痛)

このような症状を放置すると、心身の疲労が蓄積し、うつ病や生活習慣病など他の不調を招くリスクも高まります。早めに対処することで、生活の質(QOL)を維持し、心身の負担を軽減することが可能です。

当院の睡眠外来でできること

  1. 睡眠習慣の見直し・生活指導
    • まずは患者さんの睡眠パターンや生活リズムを詳しく伺い、睡眠日誌の記録やアドバイスを行います。
    • スマホやパソコンの使用状況、食事や運動など、日常生活の中で改善できるポイントを一緒に探ります。
  2. 薬物療法を中心とした治療
    • 不眠症の場合、主に睡眠薬や抗不安薬の処方を行い、効果や副作用を確認しながら薬剤の調整をしていきます。
    • うつ病・不安障害など精神疾患に伴う睡眠障害の場合も、状況を踏まえた薬物療法を検討し、総合的にサポートします。
  3. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・CPAP治療
    • いびきや睡眠時の無呼吸が疑われる方には、簡易検査を実施し、重症度を評価します。
    • 重症と診断された場合はCPAP(シーパップ)装置による持続陽圧呼吸療法を導入し、専門的な管理を行います。
    • 必要に応じて専門医療機関との連携も行い、より高度な検査・治療を受けられる体制を整えています。
  4. 総合内科的アプローチ
    • 当院は、内科的な疾患(例えば夜間頻尿や甲状腺の異常など)が隠れていないかも含めてチェックします。
    • 他の身体疾患が原因で眠れないケースもあるため、総合的な診療体制を活かして根本原因を探ります。
  5. 訪問診療の活用
    • 通院が難しい方や高齢者の方には、訪問診療で睡眠外来のサポートを行うことも可能です。
    • 生活環境や介護状況に合わせたアドバイスを行い、在宅でも快適な睡眠を確保できるよう支援します。

専門的な治療が必要な場合はご紹介します

当院では、基本的な薬物療法やCPAP治療、生活指導を中心に行いますが、以下のようなケースは、連携している専門医療機関をご紹介する場合があります。

  • 重度の睡眠障害で、高度な検査(ポリソムノグラフィーなど)が必要と判断される場合

  • 認知行動療法などの専門的心理療法を希望・必要とされる場合

  • 重症の精神疾患が疑われ、専門医による継続的フォローが必要な場合

「まずどこに相談すればいいのかわからない」という段階でも、ぜひお気軽に当院へお越しください。適切な医療機関への橋渡しを含め、サポートいたします。

よくあるご質問(Q&A)

Q1. 睡眠時無呼吸症候群のCPAP治療を始めたいのですが、どのような流れですか?
A. まずは簡易検査(自宅で機器を装着して行う睡眠検査)を行い、無呼吸の程度を調べます。検査結果で重症度を確認し、CPAPが必要と判断された場合は装置を導入し定期的に受診していただきます。装置の使い方やフォローアップも当院で行いますのでご安心ください。

Q2. 不眠が続いているのですが、睡眠薬の依存が心配です。
A. 睡眠薬には様々な種類があり、医師が症状や体質に合わせて選択・調整することで、過度な依存リスクを回避できます。副作用や依存が心配な方は遠慮なくご相談ください。状態が改善すれば、医師の指示のもとで減薬や中止を検討していきます。

Q3. 夜間頻尿で目が覚めてしまい、そこから眠れません。これはどのように治療できますか?
A. 夜間頻尿は泌尿器系やホルモンバランス、生活習慣などが関係することがあります。当院では内科的な検査も行い、場合によっては専門医(泌尿器科など)と連携しながら対処します。睡眠外来で総合的にサポートできますのでご安心ください。

まずはお気軽にご相談ください

快適な睡眠は、心身の健康や生活の質を左右する重要な要素です。
「寝ても疲れが取れない」「日中の眠気がつらい」「いびきを指摘された」などのお悩みをお持ちの方は、すみだ両国まちなかクリニックの睡眠外来へご相談ください。一人ひとりに合った治療・ケアを行い、より良い睡眠をサポートいたします。

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