心と身体の不調はつながっています
「最近、気分が落ち込みがち」「不安が続いて眠れない」「ストレスで体調を崩しやすい」…こうしたお悩みを抱えていませんか?
心と身体は密接に関わっており、心の不調が原因でめまいや動悸、腹痛などの身体症状が起こることも決して珍しくありません。
当院では、かかりつけ医として気軽に相談できる環境を整え、以下のような心の不調・疾患について、一次受けとして幅広く診療を行っています。
当院で対応可能な主な疾患
- うつ病 / 気分変調症(持続性抑うつ障害)
- 自律神経失調症
- 更年期障害(精神的側面)
- 社会不安障害(社交不安症)
- 過敏性腸症候群
- 全般性不安障害(GAD)
- 適応障害
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- パニック障害
- 強迫性障害(OCD)
- 統合失調症
- 双極性障害(躁うつ病)
こんなお悩みありませんか?
下記のような症状や悩みが続く場合は、放置せずにぜひご相談ください。
- 気分が落ち込んで何をしても楽しめず、疲れやすい状態が続いている
(うつ病 / 気分変調症) - 頭痛やめまい、動悸などの不調があるのに、検査では異常が見当たらない
(自律神経失調症) - 更年期を迎え、イライラや落ち込み、不安感が強まり気持ちが不安定
(更年期障害の精神的側面) - 人前や会議で極度に緊張し、声が震える・汗が止まらないなどの症状が出る
(社会不安障害 / 社交不安症) - ストレスや緊張がかかると下痢・便秘・腹痛を繰り返してしまう
(過敏性腸症候群) - ささいなことでも不安が募り、頭から離れず落ち着かない状態が続く
(全般性不安障害 / GAD) - 仕事や家庭環境の変化になじめず、憂うつやイライラが止まらない
(適応障害) - 過去のつらい出来事が突然よみがえり、胸の苦しさや恐怖感に襲われる
(PTSD) - 理由もなく激しい動悸や息切れ、強い不安が起こりパニックに陥る
(パニック障害) - 同じ確認行為や不安な考えが頭から離れず、繰り返してしまう
(強迫性障害 / OCD) - 周囲の人には聞こえない声が聞こえる、不安や被害感覚がある
(統合失調症) - 気分が高揚して活動的になる時期と、極度に落ち込む時期を繰り返している
(双極性障害 / 躁うつ病)
上記の症状や状態は、早めにケアを開始するほど、日常生活への影響を最小限にとどめやすくなります。「自分の症状かもしれない」と感じたら、まずはご相談ください。
当院の心療内科でできること
- 薬物療法を中心とした初期治療
- 患者さんの生活背景や症状を伺いながら、抗うつ薬や抗不安薬などを処方いたします。
- 効果や副作用を確認しつつ、お一人おひとりに合った治療計画を立てていきます。
- 総合内科の視点で身体面もチェック
- 甲状腺や貧血などの身体疾患が潜んでいないか、血液検査を含めて確認できます。
- 心身双方の面からアプローチし、原因を見落とさないように努めます。
- 生活習慣やストレス要因へのアドバイス
- 睡眠・食事・運動など、日々の生活習慣を総合的に見直し、ストレスケアの方法をアドバイス。
- ご自身で実践しやすいセルフケアも一緒に考えます。
- 訪問診療との連携
- 通院が難しい方には、在宅での診療をご提案できます。
- ご高齢の方や持病があって外出しにくい方も、まずはお気軽にご相談ください。
専門的治療が必要な場合はご紹介します
当院では、かかりつけ医として幅広い心の不調に対応していますが、下記のような場合は連携している専門医療機関をご紹介いたします。
- 認知行動療法や専門的カウンセリングを希望される場合
- 症状が重く、入院治療や高度な検査が必要と判断される場合
- 継続的な専門医のフォローが望ましい場合
「どこに行けばいいかわからない」「いきなり専門病院にかかるのは不安…」という方も、まずは当院でご相談いただければ、必要に応じて適切な医療機関をご紹介します。
診療の流れ
初診時には、患者様の状態や生活背景を丁寧にヒアリングし、必要に応じて身体検査を実施します。検査結果をもとに最適な治療方針を立て、薬物療法やカウンセリングを行います。心身の状態に合わせた柔軟な治療で、患者様が快適な日常を取り戻せるよう努めます。
診療時間と予約
心療内科の診療は予約制です。ご予約はWEB予約またはお電話にて承っています。患者様にとって安心できる診療体制を整えていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1: 初診に必要なものは何ですか?
A1: 健康保険証や診療情報提供書(他院からの紹介状)があればお持ちください。問診票や服用中のお薬がある方は、お薬手帳もご持参ください。
Q2: 診療時間はどうなっていますか?
A2: 平日17時から21時、土日・祝日は9時から13時に診療を行っています。完全予約制ですので、事前のご予約をお願いいたします。
Q3: カウンセリングは誰が行いますか?
A3: 当院では、カウンセリングはすべて医師が行い、患者様の症状に適したアプローチを提供します。
Q4: 他院で診療を受けている場合も診察は可能ですか?
A4: はい、診療情報提供書(紹介状)をお持ちいただければ、他院通院中の方も診察が可能です。セカンドオピニオンとしてのご相談も承ります。
Q5: 診療の待ち時間はありますか?
A5: 当院は完全予約制を採用しているため、待ち時間は最小限です。予約時間に合わせてお越しいただくことで、スムーズな診療を受けられます。
Q6: 心療内科で訪問診療を受けるにはどうすればよいですか?
A6: 訪問診療は、事前にお電話またはオンラインでお問い合わせいただき、状況に応じて対応を決定します。訪問診療は主に高齢者や通院が難しい患者様を対象としています。
Q7: 服薬の管理や調整はどのように行いますか?
A7: 薬物療法は慎重に実施し、医師が患者様の反応を見ながら最小限の投薬で効果を引き出すよう管理します。
Q8: 自分がどの疾患に当てはまるのか分からないのですが、受診しても大丈夫ですか?
A8. もちろん大丈夫です。受診時に詳しくお話を伺い、必要な検査を行うことで可能性のある疾患を見極めます。症状名にこだわらず、「なんとなく調子が悪い」「ストレスが原因かも?」と感じた時点で、ぜひ受診してください。
Q9:お薬以外の治療法はありますか?
A9. 当院では薬物療法が中心ですが、軽いカウンセリングや生活習慣のアドバイスも行っています。認知行動療法などの専門的治療が必要な場合は、提携先のクリニック・病院をご紹介いたします