夜間頻尿による中途覚醒でお悩みの方へ
「夜中に何度もトイレに起きてしまい、ぐっすり眠れない」「朝起きたときに疲れが取れず、日中の集中力も下がっている」
こうした夜間頻尿による中途覚醒は、深い眠りを妨げ、生活の質(QOL)を大きく下げる原因になります。当院では、かかりつけ医として夜間頻尿の原因を総合的に探り、睡眠の質を向上させるためのアドバイスや治療を行っています。
こんなお悩みありませんか?
- 一晩で2回以上トイレに起きてしまい、寝不足気味
- 起きるたびに入眠しづらくなり、眠りが浅いと感じる
- 朝起きても疲労感が強く、日中の眠気や倦怠感に悩まされる
- 夕方以降に水分を控えているのに、夜間頻尿が改善しない
- 更年期障害や前立腺などの影響かもしれないと不安を感じている
上記のような状況が続いている場合は、まずは原因を特定することが大切です。
夜間頻尿による中途覚醒の特徴・原因
夜間頻尿とは、夜間に排尿のために1回以上起きなければならない状態を指し、なかでも2回以上起きると夜間頻尿とみなされることが多いです。
- 加齢による膀胱容量の低下やホルモンバランスの変化
- 前立腺肥大や過活動膀胱などの泌尿器系トラブル
- 糖尿病・高血圧など、生活習慣病による影響
- 更年期障害・ストレス・利尿薬の使用など、多様な要因
夜間頻尿が続くと、中途覚醒が頻発し、深い睡眠が得られないため、日中の活動や健康状態にも影響が出やすくなります。
当院での診療方針・できること
- 総合的な問診・必要な検査
- 日中と夜間の排尿回数や量、生活習慣などを伺い、血液検査や尿検査、必要に応じて泌尿器科的な精査を行います。
- 生活習慣の見直し・水分摂取のアドバイス
- 夕方以降の水分摂取やアルコールの量、カフェインなどを含む飲料の摂取時間を調整する方法をご提案します。
- 夜間頻尿を悪化させる要因(肥満・便秘・ストレスなど)への対策を一緒に考えます。
- 薬物療法・専門医との連携
- 必要に応じて利尿薬や膀胱の収縮を調整する薬、睡眠薬などを処方する場合があります。
- 前立腺肥大など泌尿器系疾患が疑われる場合は、関連する専門医と連携します。
専門的治療・重症例への対応
夜間頻尿の背景には、過活動膀胱、前立腺肥大、更年期障害、糖尿病など多様な疾患が潜んでいることがあります。当院では、かかりつけ医としての総合的な視点で原因を推測し、必要に応じて該当の専門医療機関へ紹介いたします。
早期にアプローチすることで、夜間の中途覚醒や睡眠不足を改善し、生活の質を向上させやすくなります。
よくあるご質問(Q&A形式)
Q1. 夜間にトイレに1回起きるだけでも夜間頻尿ですか?
A. 個人差はありますが、一般的には夜間に2回以上起きる場合が夜間頻尿として検討されることが多いです。1回でも眠りの質が大きく損なわれるようなら受診してみる価値があります。
Q2. 水分を控えているのに改善しません。どうしたらいいですか?
A. 夕方以降の過度な水分制限は、かえって脱水や便秘につながることもあります。原因が別の疾患にある場合も多いため、一度検査や相談を受けることをおすすめします。
まずはお気軽にご相談ください
夜間頻尿による中途覚醒は、睡眠不足や日中のパフォーマンス低下を引き起こすだけでなく、放置すると心身の不調を招くリスクがあります。
「夜中に何度もトイレに起きる」「朝起きても熟睡した感じがしない」とお悩みの方は、ぜひすみだ両国まちなかクリニックへご相談ください。
患者さんの生活背景や健康状態を総合的に診察し、必要な検査・治療や専門医との連携を通じて、安心して眠れる夜を取り戻すお手伝いをいたします。