いびき

いびきが気になる方へ

「寝ているときに大きないびきをかいていると言われた」「朝起きても疲れがとれず、日中の眠気がつらい」
こうした症状がある場合、いびきが単なる生活習慣や体質の問題ではなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠障害のサインかもしれません。当院では、かかりつけ医としていびきに関するご相談を受け、必要に応じて適切な検査や専門治療を行っています。

こんなお悩みありませんか?

  • 家族やパートナーから「いびきがうるさい」と指摘される
  • 睡眠中に何度も呼吸が止まっていると言われた
  • 朝起きたときに口やのどが乾いている、頭痛がある
  • 昼間の強い眠気や倦怠感で、仕事や勉強に集中できない
  • 体重増加や生活リズムの乱れをきっかけに、いびきがひどくなった

これらのサインがある場合、何らかの睡眠障害が進行している可能性があります。まずは原因を突き止めることが大切です。

いびきの特徴・原因

いびきは、上気道(鼻・口・のど周辺)の狭まりによって呼吸が乱れることで生じます。

  • 肥満や加齢による気道の狭窄
  • 鼻炎やアレルギー、鼻づまり
  • 顎や舌の形態的特徴
  • アルコールや喫煙、寝る前の飲食

など、さまざまな要因がいびきを引き起こします。特に睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、いびきと無呼吸が繰り返されるため、慢性的な睡眠不足や生活習慣病リスクの上昇などの問題を伴うことが多く、注意が必要です。

当院での診療方針・できること

  1. 問診・必要な検査
    • 日常生活や睡眠リズム、いびきの状況などを詳しくうかがい、必要に応じて血液検査や体格(BMI)測定などを行います。
  2. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査
    • ご自宅で装着する簡易検査機器などを利用し、いびきや無呼吸の程度を評価します。
  3. 生活習慣の改善・必要に応じた薬物療法
    • 肥満が原因の場合、減量指導や食事・運動アドバイスを行います。
    • 鼻づまりが強い場合は、鼻炎やアレルギーを抑える薬を処方することもあります。

専門的治療・重症例への対応

いびきの背景に重度の睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合や、追加の精密検査が必要と判断される場合には、睡眠専門クリニックや耳鼻咽喉科との連携を行います。
また、CPAP(シーパップ)治療を導入することで、睡眠の質を大きく改善できるケースもあります。患者さんの症状やライフスタイルに合わせ、最適な治療法をご提案します。

よくあるご質問(Q&A形式)

Q1. いびきだけで病院に行くのは大げさですか?
A. いびきが大きい場合、その背後には睡眠時無呼吸症候群などのリスクが潜んでいることも珍しくありません。症状があるなら早めに受診し、健康への影響をチェックすることが重要です。

Q2. CPAP治療は一生続けるのですか?
A. 重症の睡眠時無呼吸症候群でCPAPが導入される場合、基本的には継続使用が推奨されます。ただし、体重減量などで症状が軽減すれば、医師と相談のうえ使用を中止できるケースもあります。

まずはお気軽にご相談ください

いびきは体質や寝姿勢の問題と考えられがちですが、慢性的な大きないびきや無呼吸は、日中の眠気・集中力低下や高血圧・糖尿病などの生活習慣病リスクを高める要因にもなります。
「自分のいびきが気になる」「家族から指摘を受けた」という方は、すみだ両国まちなかクリニックへご相談ください。簡易検査や生活指導を通じて、質の高い睡眠を取り戻すお手伝いをいたします。

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