不眠症でお悩みの方へ
「なかなか寝つけない」「眠りが浅くて夜中に何度も目が覚める」「朝、起きても疲れが取れない」――
こうした状態が続いている場合、不眠症(Insomnia)の可能性があります。不眠は放置すると、日中の集中力低下や倦怠感、さらにうつ病など他の疾患を引き起こすリスクも高まります。当院では、かかりつけ医としてまずは気軽に相談できる窓口を目指し、一人ひとりの睡眠状態に合わせたサポートを行います。
2.こんなお悩みありませんか?(症状・チェックリスト)
- 布団に入っても30分以上眠れず、つらい
- 夜中に何度も目が覚めてしまい、ぐっすり眠れた気がしない
- 朝早く目が覚めてしまい、眠り直すことができない
- 日中の強い眠気や集中力低下を感じる
- 休日に寝だめしても疲れが抜けず、気分も落ち込みがち
こうした不眠症状が2週間以上続いている場合は、早めに専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。
3.疾患の特徴・原因(簡単な解説)
不眠症は、以下のような原因によって起こります。
- ストレスや精神的要因:仕事や家庭の悩み、緊張・不安など
- 生活習慣の乱れ:寝る直前のスマホやPC、カフェインの摂取、夜勤など
- 身体的要因:痛み・かゆみ・更年期障害など他の病気に伴う不眠
- 加齢:年齢を重ねると眠りが浅くなる傾向がある
いずれにしても、改善策を講じることで多くのケースで眠りの質が向上します。
4.当院での診療方針・できること
- 丁寧な問診・必要な検査
- 生活リズムやストレス要因を詳しく伺い、血液検査などで身体面のトラブルがないかチェックします。
- 薬物療法(睡眠薬・抗不安薬など)
- 症状に応じて、入眠をサポートする薬や眠りを深くする薬を処方します。定期的に効果や副作用を確認しながら調整していきます。
- 生活習慣アドバイス・睡眠衛生指導
- 就寝前のスマホ使用やカフェインなど、眠りを妨げる要因のコントロール方法を提案。昼間の軽い運動やリラクゼーション法などもアドバイスします。
5.専門的治療・重症例への対応
当院は不眠に対して一次受けとして薬物療法や生活指導を行いますが、認知行動療法(CBT-I)など専門的な治療が必要と判断される場合は、睡眠専門クリニック・精神科病院と連携いたします。重度の睡眠障害や合併症が疑われる場合も、適切な医療機関へスムーズにご紹介できる体制を整えています。
6.よくあるご質問(Q&A形式)
Q1. 睡眠薬は習慣性があると聞いて心配です。
A. 睡眠薬には種類があり、適切に使用すれば重い依存を生む可能性は低いです。医師の指示のもとで少しずつ調整し、状態が落ち着けば減薬することも可能です。
Q2. 市販の睡眠導入剤と処方薬の違いは何ですか?
A. 市販薬には効果や副作用に制限がある場合が多いです。医師が処方する薬は、症状や体質に合わせて選べるため、より的確な治療が期待できます。
7.まずはお気軽にご相談ください(受診案内)
「眠れない…」と悩む時間が長いほど、心身の疲労は蓄積していきます。すみだ両国まちなかクリニックでは、不眠症の原因を探りながら、症状やライフスタイルに合わせた治療・アドバイスを提供します。気になる方はお気軽にご予約・お問い合わせください。