統合失調症

統合失調症でお悩みの方へ

「誰もいないのに声が聞こえる」「周りの人が自分を悪く言っているような気がする」

こうした症状が続き、日常生活に支障をきたしている場合、統合失調症の可能性があります。統合失調症は、脳の情報処理機能の不調によって、幻覚や妄想などの症状を引き起こす疾患です。当院では、かかりつけ医として患者さんの状態を一次受けで診察し、必要に応じて専門医療機関と連携する体制を整えています。

こんなお悩みありませんか?

  • 誰もいないのに声が聞こえる、陰口を言われている気がする
  • 周囲が自分を監視している・悪意を持っていると感じる
  • 言葉がうまくつながらず、会話がまとまらない
  • 感情の起伏が少なくなり、意欲や興味がわかない
  • 家族や友人とのコミュニケーションがうまく取れず、孤立している

上記のような症状や状態が続く場合、統合失調症を含む精神疾患が疑われます。一人で抱えず、まずはご相談ください。

統合失調症の特徴・原因

統合失調症は、幻覚(幻聴・幻視など)や妄想、思考のまとまりの乱れなどが主な症状として現れる精神疾患です。
脳内のドーパミンをはじめとする神経伝達物質のバランス異常が関係していると考えられ、ストレスや遺伝的要因も発症リスクを高める要素となります。早期発見・早期治療が重要であり、放置すると社会生活に大きな支障をきたす可能性があります。

当院での診療方針・できること

すみだ両国まちなかクリニックでは、下記のようなステップで統合失調症の疑いがある方をサポートします。

  1. 問診と必要な検査
    • いつ頃から、どのような幻覚や妄想があるのかを伺い、ほかの身体疾患の可能性も血液検査などで除外します。
  2. 薬物療法(抗精神病薬など)
    • 統合失調症の治療には抗精神病薬が中心となります。患者さんの症状や体質に合わせて薬剤の種類や量を検討し、副作用にも注意しながら進めます。
  3. 生活習慣とストレスケア
    • 規則正しい生活リズムやストレス管理は、再発や症状の悪化を防ぐ上で重要です。睡眠・食事・運動などの日常習慣を整えるようサポートします。

専門的治療・重症例への対応

統合失調症の中には、入院治療専門的なリハビリテーションが必要となる重症例や、長期にわたるフォローが必要なケースもあります。
当院では、症状が重い場合や専門治療が望ましいと判断される場合、精神科病院や専門クリニックと連携して適切な医療に橋渡しを行います。早期に治療を開始することで、社会復帰や症状の安定を図りやすくなりますので、気になる症状があればまずはご相談ください。

よくあるご質問(Q&A形式)

Q1. 本人が受診を拒否している場合、どうすればいいですか?
A. 統合失調症の患者さんは、自分が病気だと自覚できず、治療を拒否するケースが少なくありません。家族が一緒に来院して状況を相談する、医療相談窓口を利用するなど、まずは周囲が情報を得てサポートの方法を考えることが大切です。

Q2. 薬を飲み続けないといけないのでしょうか?
A. 症状の程度や再発のリスクによって異なりますが、再燃を防ぐために一定期間の服薬が推奨されるケースが多いです。医師と相談しながら、徐々に減薬・調整を行うことも可能です。

まずはお気軽にご相談ください

統合失調症は早期発見・早期治療が重要な病気です。幻聴や妄想、意欲の低下など気になる症状があれば、お一人で抱え込まずに、すみだ両国まちなかクリニックへご相談ください。当院が一次受けとして患者さんの状況を丁寧に伺い、必要に応じて専門機関と連携することで最適な治療への第一歩をサポートいたします。

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