過眠症

過眠症でお悩みの方へ

「夜しっかり寝ても、昼間に強い眠気が襲ってくる」「眠気のせいで仕事や学業に集中できない」
こうした日中の過度な眠気が長く続いている場合、過眠症の可能性があります。過眠症は単なる「寝不足」とは異なり、身体や脳内の異常、生活リズムの乱れなど様々な要因が絡んでいます。当院では、かかりつけ医として患者さんの睡眠状況を丁寧に確認し、必要な治療や生活指導を行います。

こんなお悩みありませんか?

  • 夜はしっかり寝ているのに、朝起きても眠気が残っている
  • 日中に何度も強い眠気が襲い、居眠りしてしまう
  • 大事な会議や授業中でも耐えられず、うとうとしてしまう
  • 十分に睡眠をとったはずなのに疲労感がとれない
  • 周囲から「だらしない」と言われることが増え、自分でも悩んでいる

過眠症は、生活の質を大きく下げるだけでなく、仕事や学業への影響も深刻化しがちです。「自分は寝すぎなのかも?」と感じたら、早めにご相談ください。

過眠症の特徴・原因

過眠症には、代表的なものとしてナルコレプシー特発性過眠症などが挙げられます。中には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など他の睡眠障害が原因で十分な休息が得られていないケースもあります。
また、ストレスやうつ病など精神的要因が眠りの質を低下させ、日中の強い眠気につながることもあります。過眠症の背景には複数の要因が絡むため、総合的なアプローチが必要です。

当院での診療方針・できること

当院では、過眠症が疑われる方に対し、以下のサポートを行っています。

  1. 睡眠状況の丁寧な聞き取り・必要な検査
    • 就寝・起床時間の記録(睡眠日誌)や、眠気のタイミングを把握し、場合によっては血液検査や簡易検査で他の疾患を除外します。
  2. 薬物療法(覚醒促進薬 など)
    • ナルコレプシーや特発性過眠症と診断された場合、適切な薬物療法を検討します。
  3. 生活習慣・ストレスケアの指導
    • 規則正しい睡眠リズムの確立や昼寝の取り方、ストレスマネジメントなどを提案し、眠気が減るようサポートします。

専門的治療・重症例への対応

重度の過眠症や複数の睡眠障害が併存している場合には、睡眠専門外来や入院での睡眠検査(ポリソムノグラフィー)が必要となることがあります。
当院は一次受けとして患者さんの状態を把握し、高次医療機関との連携を行います。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合はCPAP(シーパップ)治療の導入を含め、専門施設への紹介もスムーズに行う体制を整えています。

よくあるご質問(Q&A形式)

Q1. 普段から寝不足気味ですが、それでも過眠症なのでしょうか?
A. 単なる睡眠不足と区別するには、十分な睡眠を取っても日中の眠気が改善しないかを確認することが大切です。自己判断だけでなく、まずは医師と相談してみましょう。

Q2. 薬で無理やり起きている状態が続くのは不安です。副作用はありませんか?
A. 覚醒促進薬などには副作用の可能性がありますが、医師が症状と体調を見ながら処方を調整することでリスクを抑えられます。生活習慣の改善との併用で、より安全に治療を進めることができます。

まずはお気軽にご相談ください

「ただの寝不足」と見過ごしていると、過眠症は日常生活に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。日中の強い眠気が続いて困っている方は、すみだ両国まちなかクリニックへ早めにご相談ください。必要な検査や生活指導、専門医療機関への連携を通じて、あなたの睡眠トラブル改善をサポートいたします。

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