適応障害でお悩みの方へ
「職場環境が変わってから気分が落ち込みやすくなった」「引っ越ししてからずっとイライラするようになった」
こうした環境の変化やストレスにうまく適応できず、心理的・身体的な不調が続いている状態は、適応障害の可能性があります。当院では、かかりつけ医として一次受けの診療を行い、患者さんの環境や生活背景を踏まえながら、症状の改善をサポートいたします。
こんなお悩みありませんか?
- 新しい職場・学校に行くのがつらく、朝から憂うつな気持ちになる
- 転勤や結婚、介護などの生活環境の変化をきっかけにイライラが増えた
- いつもなら気にしないことでも、強く落ち込んだり不安になったりする
- やる気が出ず、仕事や家事に集中できない日が増えてきた
- ストレスで頭痛や胃痛、睡眠トラブルが頻繁に起こる
適応障害は、ストレスの原因がはっきりしているのが大きな特徴です。該当するストレス要因がある方は、早めの相談をおすすめします。
適応障害の特徴・原因
適応障害は、明確なストレス源(職場や学校の変化、人間関係、家庭の事情など)に対して、心や身体がうまく対応できなくなる状態です。
うつ病ほど症状が重くはない場合が多いものの、ストレスが長引くと症状が悪化してうつ状態に移行するケースもあります。本人の性格や環境要因が複雑に絡み合うため、早期のケアが重要です。
当院での診療方針・できること
当院では、以下のステップで適応障害の患者さんをサポートしています。
- 問診・必要な検査
- ストレスの原因や症状の経過を詳しく伺い、甲状腺機能などをチェックして身体疾患の可能性を除外します。
- 薬物療法(抗不安薬・睡眠薬など)
- ストレスで強い不安感や不眠が続く場合、症状を和らげるお薬を一時的に処方することがあります。
- 環境調整や生活習慣のアドバイス
- 必要に応じて、休職や休学などの環境調整を検討する場合もあります。
- 睡眠、食事、運動など生活リズムの改善でストレスを軽減できるようサポートします。
専門的治療・重症例への対応
適応障害の症状が深刻化し、うつ病や不安障害へ移行している可能性がある場合には、専門的な精神科医療やカウンセリングが必要となる場合があります。当院では患者さんの状態を総合的に判断し、適切な医療機関への紹介をスムーズに行う体制を整えています。
環境要因を取り除けない方でも、専門家のアドバイスや治療によって症状を和らげることができますので、あきらめずにご相談ください。
よくあるご質問(Q&A形式)
Q1. 適応障害と、ただの“ストレス”や“落ち込み”の違いは何ですか?
A. 適応障害は、日常生活に支障が出るほどの不安や抑うつ、身体症状がストレス源をきっかけに顕著に現れる状態を指します。単なる一過性のストレスや落ち込みよりも、症状の程度・期間が長引いている場合は受診をおすすめします。
Q2. どうしても環境を変えられません。治るのでしょうか?
A. 環境要因が大きい場合でも、薬物療法やストレスマネジメントの方法を取り入れることで症状を軽減できます。カウンセリングや専門医療機関との連携で、できる限りストレスを緩和するサポートを行います。
まずはお気軽にご相談ください
適応障害は、ストレス原因が明確である分、早期の気づきと対処が症状の改善に大きく寄与します。何とかしようと無理を続けるよりも、「ちょっと疲れているかも」と感じた段階で専門家に相談することが大切です。
すみだ両国まちなかクリニックでは、あなたのお悩みを丁寧に伺い、心身の状態を踏まえた治療方針をご提案いたします。気軽にご予約・お問い合わせください。